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【バットマン】はDCコミックス原作の人気ヒーロー映画シリーズで、1966年から数多くのバージョンが製作されています。1989年のティム・バートン版や、2005年以降のノーラン版【ダークナイト】三部作、2022年の【THE BATMAN】など、時代ごとに異なる視点で“闇の騎士”バットマンが描かれています。
本記事では、
・【バットマン】シリーズを見る順番は？
・【バットマン】シリーズはどこで見られる？
そんな疑問を持つ方に向け、【バットマン】シリーズを視聴する順番や視聴できる動画配信サービスを紹介していきます。また、シリーズ各作品のあらすじや見どころもまとめていますので、今日にのある方はぜひ最後までご覧ください。
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【バットマン】シリーズを視聴する順番を紹介
【バットマン】シリーズは作品ごとに設定や世界観が異なり、一つの時系列でつながっているわけではありません。そのため、時系列順に観るのは少し難しいですが、複数のグループに分かれており、それぞれ独立した物語として楽しめます。
公開順
| 視聴順 | タイトル | 公開年 |
| 1 | バットマン（連続活劇／15章・コロンビア映画） | 1943年 |
| 2 | バットマン＆ロビン（連続活劇／15章・コロンビア映画） | 1949年 |
| 3 | バットマン オリジナル・ムービー | 1966年 |
| 4 | バットマン | 1989年 |
| 5 | バットマン・リターンズ | 1992年 |
| 6 | バットマン・フォーエヴァー | 1995年 |
| 7 | バットマン＆ロビン Mr.フリーズの逆襲 | 1997年 |
| 8 | バットマン ビギンズ | 2005年 |
| 9 | ダークナイト | 2008年 |
| 10 | ダークナイト ライジング | 2012年 |
| 11 | バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 | 2016年 |
| 12 | ジャスティス・リーグ | 2017年 |
| 13 | ジャスティス・リーグ：ザック・スナイダーカット | 2021年 |
| 14 | THE BATMAN－ザ・バットマン－ | 2022年 |
初期作品
| タイトル | 公開年 |
| バットマン（連続活劇） | 1943年 |
| バットマン＆ロビン（連続活劇） | 1949年 |
| バットマン オリジナル・ムービー | 1966年 |
バートン／シュマッカー版
| タイトル | 公開年 |
| バットマン | 1989年 |
| バットマン・リターンズ | 1992年 |
| バットマン・フォーエヴァー | 1995年 |
| バットマン＆ロビン Mr.フリーズの逆襲 | 1997年 |
ノーラン版【ダークナイト・トリロジー】
| タイトル | 公開年 |
| バットマン ビギンズ | 2005年 |
| ダークナイト | 2008年 |
| ダークナイト ライジング | 2012年 |
DCEU
| タイトル | 公開年 |
| バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 | 2016年 |
| ジャスティス・リーグ | 2017年 |
| ジャスティス・リーグ：ザック・スナイダーカット | 2021年 |
新シリーズ
| タイトル | 公開年 |
| THE BATMAN－ザ・バットマン－ | 2022年 |
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【バットマン】シリーズを視聴できる動画配信サービスを紹介
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【バットマン】シリーズ各作品のあらすじや見どころを紹介
映画【バットマン】シリーズのあらすじや見どころを、わかりやすく紹介していきます。これからシリーズを初めて視聴しようと考えている方はもちろん、過去作品を振り返りたい方や、作品の概要をサクッと知りたい方にも役立つ内容となっています。
バットマン
作品情報
| タイトル | Batman |
| 話数/上映時間 | 全15話（各約20分） |
| 原作 | ボブ・ケイン、ビル・フィンガー（DCコミックスのバットマン） |
| 形式 | 映画連続活劇（シリアル映画） |
| 放送期間 | 1943年1月16日〜4月24日 |
| 監督 | レイ・テイラー、ルイス・M・クレイトン |
あらすじ
科学犯罪組織【インディビジブル・クラング】が、戦時中の重要な軍事資源を奪い、アメリカの国家安全保障を脅かす。秘密警察の報告書を盗んだ彼らは、バットマンとロビンを罠にはめようと画策する。バットマンとロビンは正体を隠しながら、犯罪組織の陰謀を暴き、アメリカの平和を守るために戦う。
バットマン＆ロビン
作品情報
| タイトル | Batman and Robin |
| 話数/上映時間 | 全15話（各約15-20分） |
| 原作 | ボブ・ケイン、ビル・フィンガー（DCコミックスのバットマン） |
| 形式 | 映画連続活劇（シリアル映画） |
| 放送期間 | 1949年3月26日〜7月30日 |
| 監督 | フレッド・C・ブラウン、スペンサー・ゴードン・ベンソン |
あらすじ
バットマンとロビンは、新たな敵である科学者ファルコンを追う。ファルコンは【フェロシウム】という強力な新エネルギー源を独占し、世界征服を企てている。バットマンとロビンは彼の陰謀を阻止し、街の安全を守るために戦いを挑む。様々な罠や謎を乗り越えながら、二人は悪の計画を暴いていく。
バットマン オリジナル・ムービー
作品情報
| タイトル | Batman: Mask of the Phantasm |
| 上映時間 | 約76分 |
| 原作 | ボブ・ケイン、ビル・フィンガー（DCコミックス） |
| 形式 | アニメーション映画 |
| 公開日 | 1993年12月25日（アメリカ） |
| 監督 | ケヴィン・コンロイ、ブルース・ティム |
あらすじ
ゴッサムシティで謎の殺し屋【ファンタズム】が現れ、犯罪組織の首領たちを次々と暗殺していく。バットマンは彼の正体と目的を探る中で、自らの過去やかつての恋人との関係にも向き合うことになる。複雑な陰謀と感情のもつれが交錯する中、バットマンは真実を明らかにし、街の平和を取り戻そうと奮闘する。
バットマン
作品情報
| タイトル | バットマン（Batman） |
| 上映時間 | 126分 |
| 原作 | DCコミックス（ボブ・ケイン、ビル・フィンガー） |
| 形式 | 実写映画 |
| 公開日 | 1989年6月23日（アメリカ） |
| 監督 | ティム・バートン（Tim Burton） |
あらすじ
犯罪都市ゴッサム・シティに現れた謎の男・バットマンが、街の秩序を取り戻そうと奮闘する。一方、マフィアの男ジャック・ネイピアは事故で狂気の犯罪者【ジョーカー】に変貌し、街を混乱に陥れる。バットマンは、自らの過去と向き合いながら、ジョーカーとの決戦に挑む。
バットマン・リターンズ
作品情報
| タイトル | バットマン・リターンズ（Batman Returns） |
| 上映時間 | 126分 |
| 原作 | DCコミックス（ボブ・ケイン、ビル・フィンガー） |
| 形式 | 実写映画 |
| 公開日 | 1992年6月19日（アメリカ） |
| 監督 | ティム・バートン（Tim Burton） |
あらすじ
ゴッサム・シティに新たな脅威が出現。地下に潜んでいた奇怪な存在ペンギンマンが、悪徳実業家マックス・シュレックと手を組み、市民を支配しようと企む。一方、悲劇的な事故でキャットウーマンとなったセリーナ・カイルも登場。バットマンは、複雑に絡み合う3人の運命に立ち向かうことになる。
バットマン・フォーエヴァー
作品情報
| タイトル | バットマン・フォーエヴァー（Batman Forever） |
| 上映時間 | 121分 |
| 原作 | DCコミックス（ボブ・ケイン、ビル・フィンガー） |
| 形式 | 実写映画 |
| 公開日 | 1995年6月16日（アメリカ） |
| 監督 | ジョエル・シュマッカー（Joel Schumacher） |
あらすじ
ゴッサム・シティに新たな敵、トゥーフェイスとリドラーが現れ、街を混乱に陥れる。ブルース・ウェインは正義と自身の過去の間で揺れながら、新たな相棒ロビンと共に悪に立ち向かう。バットマンは、自らの正体と使命に改めて向き合うことになる。
バットマン＆ロビン Mr.フリーズの逆襲
作品情報
| タイトル | バットマン＆ロビン Mr.フリーズの逆襲（Batman & Robin） |
| 上映時間 | 125分 |
| 原作 | DCコミックス（ボブ・ケイン、ビル・フィンガー） |
| 形式 | 実写映画 |
| 公開日 | 1997年6月20日（アメリカ） |
| 監督 | ジョエル・シュマッカー（Joel Schumacher） |
あらすじ
ゴッサム・シティは、新たな敵ミスター・フリーズとポイズン・アイビーの脅威にさらされる。氷の冷酷な悪党ミスター・フリーズは、妻を救うために冷凍兵器を使い、街を凍らせていく。バットマンとロビンは、力を合わせてこの危機に立ち向かうが、彼らの絆と勇気が試される。
バットマン ビギンズ
作品情報
| タイトル | バットマン ビギンズ（Batman Begins） |
| 上映時間 | 140分 |
| 原作 | DCコミックス（ボブ・ケイン、ビル・フィンガー） |
| 形式 | 実写映画 |
| 公開日 | 2005年6月15日（日本）2005年6月17日（アメリカ） |
| 監督 | クリストファー・ノーラン（Christopher Nolan） |
あらすじ
両親を殺された少年ブルース・ウェインは、恐怖と向き合いながら成長し、自らの正義を貫くために世界を旅する。やがて【バットマン】としてゴッサム・シティに戻り、腐敗した街と新たな脅威に立ち向かう。
ダークナイト
作品情報
| タイトル | ダークナイト（The Dark Knight） |
| 上映時間 | 152分 |
| 原作 | DCコミックス（キャラクター原作：ボブ・ケイン、ビル・フィンガー） |
| 形式 | 実写映画 |
| 公開日 | 2008年7月18日（アメリカ）2008年8月9日（日本） |
| 監督 | クリストファー・ノーラン（Christopher Nolan） |
あらすじ
ゴッサム・シティの犯罪撲滅に尽力するバットマン、警察のジム・ゴードン、検事のハービー・デント。しかし、突如現れた狂気の犯罪者ジョーカーが、秩序を破壊し街を混乱に陥れる。バットマンは正義と犠牲の意味を問われながら、かつてない脅威に立ち向かう。
ダークナイト ライジング
作品情報
| タイトル | ダークナイト ライジング（The Dark Knight Rises） |
| 上映時間 | 165分 |
| 原作 | DCコミックス（ボブ・ケイン、ビル・フィンガー） |
| 形式 | 実写映画 |
| 公開日 | 2012年7月20日（アメリカ）2012年7月28日（日本） |
| 監督 | クリストファー・ノーラン（Christopher Nolan） |
あらすじ
前作から8年後、姿を消したバットマン＝ブルース・ウェインは、孤独な生活を送っていた。だが、最強の敵ベインがゴッサム・シティを混乱に陥れる中、ブルースは再び立ち上がり、街と人々を守るため最後の戦いに挑む。
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
作品情報
| タイトル | バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 |
| 上映時間 | 151分 |
| 原作 | DCコミックス（バットマン、スーパーマン） |
| 形式 | 実写映画 |
| 公開日 | 2016年3月25日（アメリカ）2016年4月22日（日本） |
| 監督 | ザック・スナイダー（Zack Snyder） |
あらすじ
メトロポリスでの激しい戦いの後、スーパーマンの存在に疑念を抱いたブルース・ウェイン【バットマン】は、彼の力を警戒し対立を始める。一方、世界を脅かす新たな敵ドゥームズデイが現れ、バットマンとスーパーマンは最終的に手を結び、正義のために戦う。
ジャスティス・リーグ
作品情報
| タイトル | ジャスティス・リーグ（Justice League） |
| 上映時間 | 120分 |
| 原作 | DCコミックス（ジャスティス・リーグ） |
| 形式 | 実写映画 |
| 公開日 | 2017年11月17日（アメリカ）2017年11月23日（日本） |
| 監督 | ザック・スナイダー（Zack Snyder）※一部Joss Whedonによる再撮影あり |
あらすじ
スーパーマンの死後、世界は新たな脅威に直面。バットマンはワンダーウーマンと協力し、フラッシュ、サイボーグ、アクアマンを仲間に加えてジャスティス・リーグを結成。チームは地球を救うため、強大な敵ステッペンウルフと戦う。
ジャスティス・リーグ：ザック・スナイダーカット
作品情報
| タイトル | ジャスティス・リーグ：ザック・スナイダーカット （Zack Snyder’s Justice League） |
| 上映時間 | 約242分（4時間2分） |
| 原作 | DCコミックス（ジャスティス・リーグ） |
| 形式 | 実写映画（ストリーミング配信） |
| 配信開始日 | 2021年3月18日（HBO Max） |
| 監督 | ザック・スナイダー（Zack Snyder） |
あらすじ
スーパーマンの死後、世界は新たな危機に直面。バットマンとワンダーウーマンは、フラッシュ、サイボーグ、アクアマンを集めてジャスティス・リーグを結成。強大な敵ステッペンウルフと戦い、人類の存続をかけた壮大な戦いが始まる。
THE BATMAN－ザ・バットマン－
作品情報
| タイトル | THE BATMAN－ザ・バットマン－ |
| 上映時間 | 175分 |
| 原作 | DCコミックス（バットマン） |
| 形式 | 実写映画 |
| 公開日 | 2022年3月4日（アメリカ）2022年3月11日（日本） |
| 監督 | マット・リーヴス（Matt Reeves） |
あらすじ
若きバットマン【ブルース・ウェイン】は、ゴッサム市で連続殺人事件の真相を追う。事件の背後に潜む陰謀と腐敗を暴きながら、自らの正義と向き合い、闇に包まれた街を守ろうと奮闘する。
【バットマン】シリーズのDVDについて紹介
映画やアニメ、さらにはテレビシリーズまで幅広く展開されてきた【バットマン】シリーズは、DVD化によって世代を超えて愛され続けています。劇場公開時の迫力をそのまま自宅で楽しめるだけでなく、特典映像や未公開シーン、制作秘話などDVDならではの魅力も満載。ここでは、バットマンシリーズのDVDの売上実績や評価についてご紹介します。
1. 『バットマン ビギンズ（Batman Begins）』
- DVD（単品/デラックス版）は2005年10月に発売され、発売後すぐに売上・レンタルチャートで首位を獲得ました。
- DVDのレンタル収入は1,136万ドルを記録。
- 2006年8月時点までのDVD販売による売上は1億6,700万ドルに達しています。
2. 『ダークナイト（The Dark Knight）』
- 2008年12月にDVDとBlu-rayが発売され、発売初日に全世界で300万枚を売り上げました。そのうちBlu-rayはおよそ25～30%、すなわち約60万枚に上ります。
3. 『バットマン：キリング・ジョーク（Batman: The Killing Joke）』
- 2016年8月2日にBlu-rayとデラックス版がリリース。
- 国内（米国）でのホームビデオ売上はDVDで291万ドル、Blu-rayで574万ドル、合計で865万ドル強に達しました。
- 同年8月第1週では、DVD＋Blu-ray合計販売数は316,990ユニット、売上は502万ドルに達し、週間チャートでも首位を獲得しています。
4. 『バットマン：ダークナイト・リターンズ（Batman: The Dark Knight Returns）』 — パート1＆2
- パート1のホームビデオ収入は約599万ドル。
- パート2は約428万ドル。
- 合計で1,027万ドル超の売上となりました。
5. 『バットマン：アニメイテッドシリーズ（Batman: The Animated Series）』
- DVDによる推定売上：25,384ドル
- Blu-rayによる推定売上：27,935,681ドル
- 合計で約2,796万ドルの売上を記録しています。
6. 『バットマン ビヨンド（Batman Beyond）』
- DVD売上：7,860,351ドル
- Blu-ray売上：12,950,391ドル
- 合計で約2,081万ドルの売上を記録しています。
7. 『バットマン（1966年TVシリーズ）』BOXセット
- 2014年11月11日にDVD/Blu-ray全シリーズがBOX化（120エピソード）され、リリース。
- このBOXセットは、32ページのエピソードガイドやミニチュア・バットモービルなどを含む豪華仕様でした。
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筆者のレビュー
4.5/5.0
クリストファー・ノーラン監督のバットマン三部作は、ただのヒーロー映画じゃなくて、深い人間ドラマとして心に残りました。特に『ダークナイト』では、ヒース・レジャーのジョーカーの狂気と、バットマンの葛藤が見事に描かれていて、「正義とは何か？」と考えさせられます。
ブルース・ウェインは、完璧なヒーローではなく、過去の傷を抱えた一人の人間。その弱さと強さのバランスがとてもリアルで、すごく感情移入できました。
映像も音楽も本当に素晴らしくて、ゴッサム・シティの重厚な雰囲気や、ハンス・ジマーの音楽がシーンをさらに盛り上げてくれます。特に『ダークナイト ライジング』の地下牢の場面では、音と映像に完全に飲み込まれました。
【バットマン】シリーズの見どころは？
ヒーロー映画の中でも、ひときわ異彩を放つ存在——それが【バットマン】シリーズです。正義の味方でありながら、闇をまとったダークヒーローとして描かれるバットマン。その葛藤や孤独に満ちた生き様は、単なるアクション映画とは一線を画し、大人の観客の心にも深く刺さります。ここでは、そんなバットマンシリーズの見どころを、人間ドラマや映像美、個性的なヴィランたちにも注目しながらご紹介していきます。
【見どころ1】ダークで重厚な世界観と心理描写
バットマンシリーズは、単なる勧善懲悪の物語ではなく、主人公ブルース・ウェインの心の闇や葛藤を丁寧に描いています。特に『ダークナイト・トリロジー』（クリストファー・ノーラン監督）では、「恐怖」「正義」「選択」といったテーマが物語の根幹をなしており、大人が楽しめる深い内容となっています。
【見どころ2】強烈な存在感を放つヴィランたち
ジョーカーやベイン、リドラーなど、バットマンシリーズのヴィラン（悪役）は、単なる敵役ではなく、社会の歪みや人間の狂気を象徴する存在として描かれています。特にヒース・レジャー演じるジョーカー（『ダークナイト』）は、アカデミー賞助演男優賞を受賞するなど高い評価を得ました。
【見どころ3】スタイリッシュでリアルなアクション演出
近年のシリーズでは、CGに頼らず、実写スタントや重厚な撮影で構成されたアクションシーンが魅力。特に『バットマン ビギンズ』や『ダークナイト』は、リアルさを追求した戦闘スタイルやガジェットの演出が評価されています。
【見どころ4】時代ごとに進化するバットマン像
1989年のティム・バートン版『バットマン』から始まり、ノーラン版、ベン・アフレック版、ロバート・パティンソン版（『THE BATMAN』）まで、時代や監督によって異なる解釈がなされてきました。特に『THE BATMAN－ザ・バットマン－』（2022）は、探偵としての側面や若きバットマンの成長が描かれ、再評価されています。
【バットマン】シリーズ類似作品を紹介
ダークでスタイリッシュ、そしてどこか人間くさい――そんな【バットマン】シリーズに惹かれた方も多いはず。正義と狂気の間で揺れる姿に、自分を重ねたくなる瞬間もありますよね。今回は、そんなバットマンの魅力に通じる雰囲気やテーマを持った類似作品をご紹介します。
ダークナイトシリーズ
【ダークナイト】シリーズは、より現実的でシリアスなトーンを採りながらも、従来の【バットマン】シリーズと同様に、「両親の死によるヒーロー誕生」「ブルース・ウェインの二重生活」「ジョーカーとの対峙」など、バットマンの本質的な要素を踏襲しています。
また、腐敗したゴッサムを救おうとする使命感や、敵との思想的対立を描く構造も共通しており、シリーズごとの表現は異なっても、根底に流れるテーマは変わっていません。
X-MENシリーズ
【X-MEN】と【バットマン】は、ただのヒーローものではなく、「力を持つことの孤独」や「社会とのずれ」に悩む姿を丁寧に描いています。ブルース・ウェインが喪失を背負いながら戦うように、X-MENのミュータントたちも自分の居場所を探し続けます。
敵にもただの悪ではなく信念があり、ジョーカーやマグニートーのように、主人公と深く関わり合う存在として描かれている点も共通しています。
DCEU
DCEUと【バットマン】シリーズは、どちらも“ヒーローであることの苦しさ”や“内面の葛藤”を重視して描いています。ブルース・ウェインが自らの過去と向き合いながら戦うように、DCEUのスーパーヒーローたちもそれぞれに孤独や責任を抱えて行動しています。
また、正義とは何か、自分の信じる道を貫くことの代償といった、重くリアルなテーマが両シリーズを貫いており、単なる派手なアクションだけで終わらない“人間ドラマ”が描かれているのも共通点です。
実際に見た人のレビュー＆感想
4.5/5.0
THE BATMAN－ザ・バットマンーを視聴
渋い。
派手なCGではなく、泥臭く重厚なアクションが光る。
敵は戦闘力ゼロの知能犯リドラー。不意打ちと爆弾でゴッサムを混乱に陥れる。物語は推理サスペンス調で、刑事とのバディ感も◎。
リドラーの謎を追う中、再開発の闇が明かされていく。ペンギンとのカーチェイスは被害の割に成果が少なく、小悪党感が笑えた。
キャットウーマンはセクシーすぎて、陰キャ気味の主人公がすぐ惚れてた感あり。次回はジョーカー？この路線、続いてほしい。
4.0/5.0
バットマンを視聴
ティム・バートン版『バットマン』第1作。宿敵ジョーカーとの戦いを描く。
「笑ふ男」を観た流れで初鑑賞。美術や音楽も良いが、やはりジャック・ニコルソンのジョーカーが圧巻。
バットマン以上に映画を引っ張っていた。フィルムノワール風の世界観も◎。
ヒロインの魅力の無さと、バットマンが普通に人を殺す点を除けば満足。
3.5/5.0
THE BATMAN－ザ・バットマンーを視聴
映画の長さは出来の良し悪しで変わるが、本作は少し長く感じた。
リドラーは知能犯というより思想犯。狂った社会秩序に対抗するためには、法を超える行動も正義になり得るという立場に近づいていた（完全ではないが）。
一方バットマンも法で裁けぬ悪を力で裁く存在であり、秩序の内側に位置する矛盾を抱えている。
最終的に善を選ぶ彼の姿もヒーローのあり方だが、時に法を逸脱する正義も否定できない。
まとめ
本記事では、映画【バットマン】シリーズを視聴する順番や視聴できる動画配信サービス、シリーズ各作品のあらすじや見どころを紹介しました。まだ、映画【バットマン】シリーズをご覧になったことがない方は、この機会にぜひ一度ご覧になってみて下さい。
