※この記事ではネタバレを含みます。まだ映画をご覧になっていない方はご注意ください。
ついに登場!大人気シリーズ最新作【LUPIN THE THIRD THE MOVIE 不死身の血族】が、2024年6月27日に劇場公開されました。ルパン一味の前に立ちはだかる“死なない男”――かつてない強敵との対決が、スリル満点に描かれます。
この記事では、
・【LUPIN THE THIRD THE MOVIE 不死身の血族】のあらすじは?
・本作を見る前に知っておいたらより楽しめる情報はある?
そんな方に向け、【LUPIN THE THIRD THE MOVIE 不死身の血族】の作品情報やあらすじ、見どころなどを詳しく紹介しています。シリーズおなじみのキャラクターたちの活躍はもちろん、“不死身”という謎めいたテーマが物語をどう動かすのかにも注目です。映画を観る前に予習したい方も、観た後にもう一度振り返りたい方も、ぜひ参考にしてみてください。


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作品概要
モンキー・パンチ原作の名作アニメ【ルパン三世】シリーズに、待望の新作映画が登場!【LUPIN THE THIRD THE MOVIE 不死身の血族】は、ルパン一味の活躍と新たな宿敵との対決を描いた劇場版最新作です。おなじみのキャラクターたちに加え、物語を揺るがす“死なない男”という異色の敵が登場し、これまでにないスケールのバトルが繰り広げられます。
作品情報
タイトル | LUPIN THE THIRD THE MOVIE 不死身の血族 |
公開日 | 2025年6月27日 |
上映時間 | 93分 |
制作国 | 日本 |
配給 | TOHO NEXT |
監督 | 小池健 |
原作 | モンキー・パンチ |
あらすじ
モンキー・パンチ原作の人気アニメ「ルパン三世」シリーズの劇場版。ハードボイルドな作風とスタイリッシュな演出で知られる小池健監督による「LUPIN THE IIIRD」シリーズの劇場版で、「ルパン三世」シリーズとしては、1996年に公開された「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」以来となる2D劇場版アニメーションの完全新作。
ルパン三世と仲間たちは、彼らに刺客を送り続けてきた黒幕の正体と隠された莫大な財宝を暴き出すため、世界地図に存在しない島を目指す。しかし島に近づいたとき、乗っていた飛行機が何者かに狙撃され、撃墜されてしまう。一行が不時着したその島は、朽ち果てた兵器や核ミサイルが山のように積まれ、かつて兵器として使われ捨てられた“ゴミ人間”たちが徘徊する、まるで世界の終わりのような場所だった。霧に覆われたその島には、24時間以内に死をもたらす毒が充満し、逃げ場はない。島を支配する謎の男ムオムは“不老不死”を掲げ、選別と排除によって世界の支配をもくろんでいた。銃も刀も通じない“死なない敵”を前に、ルパンは過去と誇り、そして盗人としての矜持を懸け、知略を尽くした戦いに挑む。
ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役の大塚明夫、石川五ェ門役の浪川大輔、峰不二子役の沢城みゆき、銭形警部役の山寺宏一らレギュラーキャストに加え、不死身の男ムオム役で片岡愛之助、ムオムに仕える謎の少女サリファ役で森川葵がゲスト声優として参加。主題歌は「B’z」による書き下ろしの新曲「The IIIRD Eye」。
出演声優
役名 | 声優名 |
ルパン三世 | 栗田貫一 |
次元大介 | 大塚明夫 |
石川五ェ門 | 浪川大輔 |
峰不二子 | 沢城みゆき |
銭形警部 | 山寺宏一 |
ムオム | 片岡愛之助 |
サリファ | 森川葵 |
ルウオ | 鈴木もぐら |
フウア | 水川かたまり |
【LUPIN THE THIRD THE MOVIE 不死身の血族】の見どころを紹介
かつてないスケールで描かれる、ルパン三世の新たな伝説が幕を開ける——。2024年6月27日に公開された劇場版最新作【LUPIN THE THIRD THE MOVIE 不死身の血族】は、シリーズの魅力である軽快なアクションや知略戦、そして仲間たちとの絆をさらに深化させた注目の一作。この記事では、そんな本作の“見どころ”を徹底解説します!
知略に満ちた“ルパンらしさ”が全開
本作【LUPIN THE THIRD THE MOVIE 不死身の血族】では、知略を駆使して難局を乗り越える“ルパン三世らしさ”が色濃く描かれています。主人公ルパンは、物語の進行にあわせてモノローグで事件の背景を語るという演出が施され、まるで読者がルパンの頭の中を覗いているような感覚に。作品全体には、劇場版『ルパンVS複製人間』を思わせるオマージュも点在しており、往年のファンなら思わずニヤリとする演出も。
強烈な存在感を放つ敵キャラ・ムオム
舞台は、地図に存在しない謎の島。この島では、ゴミのように人が扱われ、核兵器まで積載された危険な環境が描かれます。そこでルパンたちが対峙するのが、カリスマ的な不老不死思想を説く“ムオム”という強烈な敵。声を演じるのは歌舞伎俳優・片岡愛之助で、その演技力がムオムの異質さをより引き立てています。ムオムと不死身の一族がもたらす“人間の生死”を巡るテーマは、単なるアクションにとどまらず、深い哲学性も帯びています。
劇画調×ハードボイルドな作風
本作のビジュアルは、劇画調で硬派なタッチが特徴。2Dアニメとしては約30年ぶりの劇場作品となり、従来のアニメシリーズとは一線を画す大人向けの仕上がりです。監督・小池健による重厚な演出は、特に初期ルパンを思わせるハードボイルドな空気感を再現しており、TVスペシャルや『複製人間』を愛するファンには刺さる作風です。このアプローチにより、作品は単なるエンタメを超えた“映像演出の美学”を見せてくれます。
視聴前に知っておいたらより楽しめる情報を紹介

映画【LUPIN THE THIRD THE MOVIE 不死身の血族】をより深く楽しむためには、ちょっとした予備知識がカギになります。シリーズの流れや本作に繋がる過去作、注目キャラクターの背景などを押さえておけば、物語の細かな演出やオマージュにも気づけるはず。この記事では、初めてルパン作品を見る人はもちろん、長年のファンも「おっ」となるような事前情報を分かりやすくご紹介します!
IIIRDシリーズとのつながりをチェック
本作は、これまでの「LUPIN THE IIIRD」シリーズ4作(『次元大介の墓標』『血煙の石川五ェ門』『峰不二子の嘘』『銭形と2人のルパン』)と繋がっており、過去作の序盤ダイジェストも挿入されるため、前知識があるとより楽しめます。特に、銭形警部の活躍には過去作からの流れが活きてきます 。
謎の島&不死身の敵“ムオム”の設定を把握
物語の舞台は「地図にない神秘の島」で、一行は飛行機事故で不時着。不老不死を掲げるムオムが支配し、24時間以内に死をもたらす毒霧と“ゴミ人間”が徘徊するこの島は、極限のサバイバル環境です。ムオムは刀も銃も通用しない“死なない敵”という強烈な設定が物語をより重厚にしています。
“ルパン本来の知略戦”に注目
本作はシンプルな脱出劇である一方、ルパンがモノローグで頭脳戦の駆け引きを語り、その“ルパンらしさ”が全面に押し出されています。特に、前半は防戦一方から後半の逆転へ、最後には「これぞルパン」と思わせる展開が待っています。
銭形警部&仲間たちの活躍に要注目
本作では、ルパン以外のメンバーにもきちんと見せ場があります。特に銭形警部は配信中の『銭形と2人のルパン』に続き、渋く頼れる存在として強い存在感を発揮します。
予備知識なしでも楽しめる配慮あり
初見の人でも楽しみやすいよう、過去作のダイジェストやキャラ説明を冒頭で組み込んでおり、予習なしでも物語を追いやすいつくりです。ただし、深い理解にはやはり過去作を見ておくと楽しさが増します。
実際に見てみた筆者の感想

4.5/5.0
2014年に劇場限定公開された「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」から始まった小池健監督のシリーズ。次元編や五ェ門編、不二子編、銭形編と、それぞれのキャラの関係が丁寧に描かれ、長編映画へとつながっていきます。
1996年の「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」以来、約30年ぶりの2Dアニメ劇場版で、1978年の「ルパン三世 ルパンVS複製人間」の少し前の物語。入りやすくて、続きが気になる深みがあります。
迫力あるアクションに、ルパンたちが少しずつ信頼を築く掛け合い。銭形の警察官としての信念も胸に響きます。敵の強さや不気味さでドキドキが止まりません。
B’zの主題歌がおしゃれでかっこよく、つい見入ってしまいました。昭和ルパン好きには賛否あるかもしれませんが、令和のスタイリッシュなルパン作品として、私は何度でも観たいと思います。
実際に見てみた人たちの感想

4.5/5.0
昔からのファンで、小池監督のハードボイルドなルパンが大好きです。今回が過去作の集大成だと知って、改めてかっこよさに惚れ直しました。
主題歌のB’zは最初合わないかもと思ったけど、エンディングの演出がカッコよくて感動!それだけでも観る価値ありです。
いつものおちゃらけルパンとは違い、人を選ぶかもですが、ある程度ルパンを知ってる人には過去作のオマージュがグッとくるはず。ネットの賛否は気にせず、ぜひ多くの人に観てほしいです。
次世代にもルパンが続いてほしいし、興行的にも成功を願っています。
3.5/5.0
「次元大介の墓標」「銭形と2人のルパン」を視聴済みの状態で映画館へ。オープニングはシリーズの簡単な振り返りがあり、親切だけどネタバレ注意。
本編は「銭形と2人のルパン」の続きから始まるが、ルパン一味の活躍は控えめで、特に見せ場が少なく物足りなさを感じた。むしろ銭形が一番目立っていた印象。
エンディングは歴代映像×B’zの主題歌で感動的だったが、全体としては「すべてのルパンに繋がる」には届かず。ルパンの鮮やかな活躍をもっと見たかった。
小池ルパンの渋さは好きなので、今作は「峰不二子の嘘」「血煙の石川五ェ門」を観直して再挑戦したい。とくに「銭形と2人のルパン」は必修レベル。
4.0/5.0
好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、シリアスでハードな作風が好みならハマるはず。私は初期からずっとルパンを観ていて、小池監督版にも慣れていたので、違和感なく楽しめました。
正直、途中までは「これ本当にルパン?」と思うほど異世界感が強くて、むしろホラーのような雰囲気。今年の優れたホラー枠でもいいかも、なんて思ったほどです。でも、最後にはちゃんと“ルパン三世”に戻ってきてくれて、ほっとしました。
いろんなルパンの世界観があるのも、この作品の魅力ですね。
【LUPIN THE THIRD THE MOVIE 不死身の血族】のネタバレを紹介

※この記事ではネタバレを含みます。まだ映画をご覧になっていない方はご注意ください。
ルパン三世が挑むのは、“死なない男”との頭脳戦と脱出劇――。劇場版最新作【LUPIN THE THIRD THE MOVIE 不死身の血族】では、地図にない島を舞台に、かつてないスリリングな戦いが繰り広げられます。この記事では、物語のあらすじから結末までを詳しくネタバレ解説。ルパンの策略や敵の正体、仲間たちの活躍、そして明かされる衝撃の真実とは――その全貌を追っていきます。
ムオムと不死身の血族の正体
本作に登場する敵・ムオムは、「不死身の血族」を率いる謎多き存在として描かれます。彼の体の核には、なんと“巨大な心臓”が存在しており、その構造はかつての劇場版『ルパン対複製人間』に登場したマモーの“巨大な脳”と対比されています。この設定は、ムオムがマモーのコピー的存在であることを示しており、シリーズファンにとっては思わず唸る仕掛けとなっています。
島そのものが敵だったという衝撃展開
物語が進む中でルパンは、島そのものがムオムの本体であることに気づきます。つまり、彼らが足を踏み入れた“地図にない島”そのものが敵だったのです。この展開は、まるで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2』に登場するエゴのような構造で、観客に驚きを与えます。設定のスケール感が一気に跳ね上がり、物語の緊張感が加速するポイントでもあります。
黒幕はマモーだった
ムオムの背後にいた真の黒幕は、実はマモー本人でした。マモーは過去に死んだはずの存在ですが、本作ではその復活と再登場が明かされ、観客を驚かせます。ルパンたちはムオムの計画を阻止する過程で、最終的にマモーの存在にたどり着きます。物語のラストでは、不二子との因縁や銭形との再対峙を通じて、『ルパン対複製人間』へとつながる構造が巧みに配置されており、シリーズの連続性が感じられます。
島でのサバイバルと仲間との再会
ルパンたちは飛行機事故によって“地図にない島”へ不時着し、それぞれバラバラに行動を余儀なくされます。次元大介、石川五ェ門、峰不二子、そして銭形警部といったおなじみの仲間たちが、孤立した状況の中で独自に動き、最終的には再集結。各キャラクターに見せ場が用意されており、それぞれの信念や強さが際立つ構成となっています。
オマージュ満載の構成
本作には、『ルパン対複製人間』をはじめとする過去作品へのオマージュが随所にちりばめられています。とりわけ、マモーの“巨大な脳”とムオムの“巨大な心臓”の対比は象徴的で、ルパンシリーズにおける「生命」「不老不死」といったテーマが再解釈されています。また、物語のラストで銭形警部がルパンを逮捕する場面は、『複製人間』の冒頭へと直接つながる演出となっており、ファンにとってはニヤリとさせられる粋な構成です。
個人的【ルパン三世】シリーズでおすすめ作品を紹介
スリル満点のアクション、軽妙なユーモア、そして予測不能な展開――。『ルパン三世』シリーズは、時代を超えて多くのファンを魅了し続ける名作アニメです。TVシリーズや劇場版、OVAなど多彩なラインナップがある中で、「どれから観ればいいの?」「名作ってどれ?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事では、初心者にもファンにもおすすめできる『ルパン三世』の傑作エピソード・映画を厳選してご紹介します!
ルパン三世 カリオストロの城
【ルパン三世 カリオストロの城】(1979年)は、宮崎駿監督の長編デビュー作にして、ルパン映画の中でも屈指の名作とされる一本です。幻の偽札ゴート札の謎を追うルパンが、カリオストロ公国で囚われの王女クラリスを救う冒険に挑みます。美しい城、迫力のカーチェイス、時計塔での決戦といった名シーンが満載で、ハートフルかつスリリングな展開が魅力です。
今なお根強い人気を誇り、2024年にはIMAX上映も実施されました。
ルパン三世TVSP #25 ルパン三世 イタリアン・ゲーム
【ルパン三世TVスペシャル #25 イタリアン・ゲーム】は、舞台をイタリア・サンマリノ共和国に移し、ルパンがホテル王朝の若き会長・レベッカを救出するスリリングな冒険を描く一作です。誘拐事件から始まり、ルパンとレベッカの“電撃婚”や、「カリオストロ伯爵の遺産」を巡る仮面伯爵との心理戦が展開されます。チェスをモチーフにした壮大な駆け引きと、美しいイタリアの風景が楽しめる、シリーズ屈指のエンタメ作品です
ルパン三世 ルパンVS複製人間
【ルパン三世 ルパンVS複製人間】は、劇場版第1作にしてシリーズ屈指の異色作。処刑されたはずのルパンが生きていた?──謎の男・マモーと、永遠の命を巡る壮大な知略戦が展開されます。ダークでSF色の強い作風は原作テイストに近く、大人向けのハードボイルドな雰囲気も魅力。不二子や銭形との駆け引きも見応えがあり、哲学的テーマも含まれる一作です。
ルパン三世TVSP #14 EPISODE:0 ファーストコンタクト
【ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト】は、ルパンと次元・五ェ門・不二子・銭形たちが初めて出会う前日譚。伝説の金属を生む錬金術の書「クラム・オブ・ヘルメス」を巡って、各キャラクターが交錯する過去の物語が描かれます。ルパン一味の出会いを知るなら必見の一作です。
出演声優のおすすめ作品

【ルパン三世】シリーズは、その時代ごとに声優陣が交代しながらも、キャラクターの魅力を受け継ぎ、深めてきた長い歴史を持つ作品です。そして今回公開された【LUPIN THE THIRD THE MOVIE 不死身の血族】でも、実力派声優たちがルパンたちに新たな命を吹き込んでいます。この記事では、そんな本作に出演している声優陣のおすすめ出演作をピックアップ。ルパン以外で見せる彼らの新たな魅力を、ぜひチェックしてみてください。
栗田貫一さんのおすすめ作品
栗田貫一さんは、ものまね四天王として人気を博したタレントであり、1995年からアニメ【ルパン三世】の2代目ルパン役を担当。山田康雄さんの後を継ぎ、30年近くにわたりシリーズを支えてきました。声優としては、海外ドラマ【バーン・ノーティス】の主人公マイケル役や、NHK【ひょっこりひょうたん島】のドン・ガバチョなどでも活躍しています
ルパン三世 VS 名探偵コナン THE MOVIE
完全オリジナル劇場版で描かれる「ルパンvs.コナン」の知略バトル&共闘アクション。チェリーサファイアを巡って繰り広げられる両者の頭脳戦は、クロスオーバー作品の醍醐味が詰まったエンタメ超大作です 。
ルパン三世VSキャッツ・アイ
ルパンとキャッツ・アイ、二つの“泥棒スタイル”がぶつかり合い、共闘へと繋がるクロスオーバー大作。豪華声優陣と音楽も魅力的な、ファン必見のエンターテインメントです。
大塚明夫さんのおすすめ作品
大塚明夫さんは、重厚な低音ボイスで多くの人気キャラクターを演じる実力派声優。【ルパン三世】の次元大介役をはじめ、【ブラック・ジャック】、【攻殻機動隊】のバトー、【メタルギアソリッド】のスネークなど代表作多数。渋く力強い声でアニメ・ゲーム・吹替と幅広く活躍しています
攻殻機動隊シリーズ
【攻殻機動隊】は、近未来のサイバーパンク世界を舞台に、公安9課がサイバー犯罪に挑むSF作品です。作中で大塚明夫さんが演じるバトーは、義体化した屈強な身体と冷静な判断力を持つ公安9課のエースで、主人公・草薙素子を支え、シリーズに重厚なリアリティを与えています。1995年の劇場版からTVシリーズ【Stand Alone Complex】、OVA【ARISE】、Netflix【SAC_2045】まで幅広く展開されています
ブラックジャック
【ブラックジャック】は、手塚治虫の医療漫画を原作としたアニメシリーズで、不死身の天才無免許医師ブラックジャックが、金銭欲と医療倫理の間で葛藤しながら様々な難病患者を救う物語です。1980年代から複数のTVシリーズやOVAが制作され、深い人間ドラマと社会問題を描き続けてきました
浪川大輔さんのおすすめ作品
浪川大輔さんは、1976年生まれの声優で、親しみやすく幅広い役をこなす実力派です。代表作は【BLEACH】の阿散井恋次、【アイドリッシュセブン】の和泉一織、【名探偵コナン】の安室透など。ゲームや洋画吹き替えでも活躍し、声優ユニット【ZAZEL】のメンバーです
ハイキュー!!
【ハイキュー‼】は、古舘春一によるバレーボール漫画を原作としたアニメシリーズで、主人公・日向翔陽が高校バレーで成長し、仲間たちと切磋琢磨する熱い青春スポーツドラマです。2014年に初のTVアニメ化され、複数シーズンと劇場版も制作。リアルな試合描写と個性的なキャラクター、熱い友情が人気を集めています。
呪術廻戦
【呪術廻戦】は、芥見下々による人気漫画を原作としたアニメシリーズで、呪いと呪術が交錯する現代ファンタジーを描いています。主人公・虎杖悠仁が呪術師として成長し、仲間と共に強大な呪霊と戦う姿が描かれ、2020年のアニメ化以降、大ヒットを記録。ダークな世界観と迫力ある戦闘シーンが魅力です。
沢城みゆきさんのおすすめ作品
沢城みゆきさんは、1985年生まれの声優・ナレーターで、高い演技力と多彩な声色が魅力の実力派。洋画吹き替えやナレーションでも幅広く活躍しています。
HUNTER×HUNTER
【HUNTER×HUNTER】は、冨樫義博による人気漫画を原作としたアニメシリーズで、父を探すためにハンターとなった少年・ゴンの成長と冒険を描くバトルファンタジー。奥深いストーリーや複雑なキャラクター設定、「念能力」など独自のバトルシステムが魅力で、1999年と2011年にTVアニメ化されました。
K
【K】は、異能の力を持つ「七つの王権」をめぐる戦いと絆を描いたオリジナルアニメ。美麗な映像やスタイリッシュな演出が魅力で、2012年のTV放送後に劇場版や続編も展開。主人公・伊佐那社の謎に満ちた物語が、多くのファンを魅了しました。
山寺宏一さんのおすすめ作品
山寺宏一さんは、1961年生まれの声優・俳優・ナレーターで、「七色の声を持つ男」と称される実力派。【エヴァンゲリオン】の加持リョウジ、【カウボーイビバップ】のスパイク、【アンパンマン】のチーズなどを担当し、洋画吹き替えではジム・キャリーやウィル・スミスの声でも有名。2021年には紫綬褒章を受章しています
カウボーイビバップ
【カウボーイビバップ】は、1998年放送のSFアクションアニメで、賞金稼ぎスパイクたちが宇宙を舞台に繰り広げるスタイリッシュな物語。ジャズを基調とした音楽(菅野よう子)や独特の世界観が人気を集め、国内外で高い評価を受けました。2021年にはNetflixで実写化もされました。
攻殻機動隊シリーズ
【攻殻機動隊】は、近未来のサイバーパンク世界を舞台に公安9課がサイバー犯罪に挑むSF作品です。作中で大塚明夫さんが演じるトグサは、義体化していない数少ないメンバーで、人間らしさと正義感を持つ捜査官です。また、山寺宏一さんはトグサ役に加え、謎のハッカー「笑い男(アオイ)」の声も担当しています。
監督のほかの制作作品

小池健監督は、スタイリッシュで重厚な映像が魅力のアニメーション監督です。 【LUPIN THE IIIRD】シリーズをはじめ、ハードボイルドな作風で多くのファンを魅了してきました。これまで国内外で評価されたアニメ映画や、原作の世界観を深く掘り下げた作品も手がけており、その表現力は高く評価されています。ここでは、小池監督の代表作をいくつかご紹介します。
REDLINE
2009年公開の【REDLINE】は、小池健監督が7年をかけて完成させた長編アニメ映画。全編手描きによる圧倒的な作画と、近未来の違法レースを描いたスピード感あふれる映像が話題となり、国内外で高い評価を受けました。小池監督のスタイリッシュな映像表現とマッドハウスの技術が融合した、唯一無二のカルト作品です。
アニマトリックス
【アニマトリックス】は【マトリックス】の世界観を広げる短編アニメ集で、小池健は「World Record」でキャラクターデザインと作画監督を担当。肉体が限界を超え、マトリックスの支配を打ち破る瞬間を、圧倒的なスピードと迫力で描いています。小池独特のデフォルメ表現とダイナミズムは、のちの【REDLINE】にも通じる魅力です。
まとめ

30年ぶりの2D劇場版となる【LUPIN THE THIRD THE MOVIE 不死身の血族】は、小池健監督によるハードボイルドでスタイリッシュなルパンシリーズの集大成です。過去作の流れを押さえつつ、個性豊かなキャラクターたちの絆や迫力あるアクションを楽しめます。B’zの主題歌も作品の魅力を引き立てています。
この記事では、初めての方でもわかりやすいシリーズの背景や注目ポイント、視聴前に知っておくとより楽しめる情報を紹介しました。これから鑑賞される方はぜひ参考にして、ルパンの新たな魅力を存分に味わってください。